1976-10-12 第78回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
○参考人(森永貞一郎君) サイモン長官とは演説が行われました後にも会見いたしまして、いろいろ意見の交換をいたしましたわけでございますけれども、一時、相互に意思の十分なる疎通を欠いておったけれども、先般、松川財務官も訪米されて、日本の事情もよくわかったというような話があったわけでございまして、アメリカの財務当局といたしましては、私ども政府並びに日本銀行がとっておりまする為替相場政策につきましては、何らの
○参考人(森永貞一郎君) サイモン長官とは演説が行われました後にも会見いたしまして、いろいろ意見の交換をいたしましたわけでございますけれども、一時、相互に意思の十分なる疎通を欠いておったけれども、先般、松川財務官も訪米されて、日本の事情もよくわかったというような話があったわけでございまして、アメリカの財務当局といたしましては、私ども政府並びに日本銀行がとっておりまする為替相場政策につきましては、何らの
なお、ちなみに同じ、これは前のページの十六ページでございますが、ロッキードはいわゆる刑法上の罪になるような犯罪は今日まで自分の知っているところ犯しておらないというような記述がございまして、これはサイモン長官の証言でございますが、全体読んでみますと問題になっておりますのは、多国籍企業のいわゆるビヘービアについて国際的な立法が必要ではないか、こういうことが議論になっておったように思っておりましたし、ただいまもその
しかし、この証言からいくと、いま私が読みましたとおり、大蔵大臣にそれぞれ会うからこの問題を取り上げよう、話をしようとサイモン長官は言っておられるのですから、どうもそこにやはり私どもは不自然、割り切れない気持ちがぬぐえないのであります。
時間がありませんから、かかわり合いのあると思われる個所を摘出して読んでみますと、タワー議員がサイモン長官に対して、このいわゆるロッキードの賄賂問題について「他の国々の大蔵大臣とこの問題で話し合ったことはあるか」、これに対してサイモン長官は「それは賄賂の話ではなかったが、彼らは今週末に来るので、来週彼ら全部と話し合う機会があるだろう」、タワー議員は、「問題は彼らに関して」——というのは大蔵大臣の諸公ですね
フォード大統領の第九回世界エネルギー会議での演説もありますが、また大臣も同席をされたサイモン長官の演説もありますけれども、しかしきびしい内容のものであった、こういう新聞報道が見受けられておりますけれども、そのさなかに大臣はカナダで田中総理にお会いになった、こういう報道がありました。大臣が物価の安定こそ第一課題と言われ、それとの関連で原油価格の高騰に深い懸念を表明された。